急な訃報で香典を用意し、いざ袱紗に包もうとして手が止まる方は少なくありません。「右から折るのか、左からなのか」「受付ではどうやって渡すのか」——結論から言えば、**弔事の袱紗は「左開き」**です。香典袋を袱紗の中央よりやや右に置き、右→下→上→左の順に折り、最後に左側をかぶせます。
慶事はこれと左右が逆になります。ここを取り違えると、お祝いの包み方でお悔やみの席に出ることになってしまいます。
この記事では、包み方の向きと折る順番、金封袱紗・爪付き・台付きそれぞれの正しい向き、受付での渡し方、色と形の選び方、当日でも手に入る購入場所、袱紗がないときの代用までをまとめます。
香典の袱紗の包み方|葬儀(弔事)は左開きが正しい向き

弔事は「左開き」、慶事は「右開き」

袱紗の包み方で最も重要なのは開く向きです。葬儀・法事などの弔事では左開き、結婚式などの慶事では右開きになります。
「左開き」とは、包み終わったときに最後にかぶさった布を左側からめくって開ける状態を指します。最後に折るのが左側なので、開くときも左からになるという関係です。
この向きは着物の衿合わせに由来すると説明されます。イオンのお葬式は「凶事は左側が優先される『左前』の考え方」に基づいて弔事の袱紗を左開きにする、としています。「左開き」「左前」「左包み」は呼び方が違うだけで、どれも弔事の同じ状態を指します。
⚠️ 間違えやすいポイント:
- 慶事の包み方(右開き)のまま弔事の席に出ると、お祝いの作法になってしまう
- 金封袱紗にも向きがあり、ふたの位置で慶弔が分かれる
- 爪付き・台付きは、爪の位置や台の色でも慶弔を使い分ける
香典を包む手順(右→下→上→左)
風呂敷タイプ(爪付き・台付きを含む)の袱紗で香典袋を包む手順です。
📋 弔事の包み方:
- 袱紗をひし形になるように広げ、香典袋を中央よりやや右寄りに置く
- 右側を香典袋にかぶせるように折る
- 下側を上へ折り上げる
- 上側を下へ折り下げる
- 残った左側を折って全体を覆う(爪付きなら爪を留める)
香典袋を右に寄せるのは、最後に左側を折ったときに布が足りなくならないようにするためです。ちょうど中央に置くと、右側を折り返した時点で香典袋がはみ出してしまいます。
なお上下の順番については、下を先に折るとする解説(小さなお葬式、仏壇のはせがわ、イオンのお葬式など)と、上を先に折るとする解説に分かれます。ただし左右の順番、つまり右が最初で左が最後という点はすべての解説で一致しており、慶弔を分けているのはこちらです。上下の前後で作法上の問題になることはありません。
慶事と弔事の包み方の違い早見表

袱紗の作法は、慶事と弔事でほぼすべての項目が左右反転します。
| 項目 | 弔事(葬儀・法事) | 慶事(結婚式・お祝い) |
|---|---|---|
| 開く向き | 左開き | 右開き |
| 金封を置く位置 | 中央よりやや右 | 中央よりやや左 |
| 折る順序 | 右→下→上→左 | 左→上→下→右 |
| 最後に折る側 | 左 | 右 |
| 金封袱紗のふた | 左 | 右 |
| 爪付き袱紗の爪 | 左 | 右 |
| 台付き袱紗の台 | 寒色の面を上 | 暖色の面を上 |
| 色 | 紫・紺・深緑・グレー・黒 | 赤・朱色・ピンク・金・薄紫 |
✅ 覚え方のコツ:
- 弔事はすべて「左」、慶事はすべて「右」
- 弔事は寒色系、慶事は暖色系
- 濃い紫だけが慶弔両用
金封袱紗の使い方|ポケットが右・ふたが左

金封袱紗(挟み袱紗)は、香典袋を挟むだけで使えるポケット型です。折り方を覚える必要はありませんが、持つ向きは決まっています。
📝 弔事での使い方:
- 袱紗を開いたときにポケットが右・ふたが左になる向きで持つ
- 香典袋の表を上にしてポケットへ差し込む
- 左側のふたを閉じる(=左開きの状態)
慶事はこの左右が逆で、ポケットが左・ふたが右になります。慶弔両用のリバーシブルタイプは裏返すと慶弔が切り替わる設計になっているので、面と向きの両方を確認してください。
爪付き袱紗は爪が左、台付き袱紗は寒色面を上
爪付き袱紗は、留め具の爪が付いた風呂敷タイプです。弔事では爪が左角にくるように広げます。折る順番は右→下→上→左なので、最後に折る左側に爪があり、対になる留め糸に刺して留められる構造です。慶事は逆で、爪が右にきます。
台付き袱紗は、金封を乗せる小さな台(当て布)が付いたものです。台は表裏で色が違うリバーシブルになっているのが標準で、弔事では緑や紺などの寒色の面を上にして香典袋を乗せます。慶事は暖色の面を上にします。台の色を確認せずに使うと、包み方が正しくても慶事用の面が出てしまうので注意してください。
香典の金額による使い分けの目安もあります。小さなお葬式は「香典の金額が1万円から3万円の場合は金封袱紗、3万円以上の場合は爪付き袱紗や台付き袱紗を使用する」としています。
香典の渡し方|葬儀の受付での袱紗マナー

受付で香典を渡す手順
受付では、袱紗から香典袋を取り出し、畳んだ袱紗の上に乗せて両手で差し出すのが基本です。袱紗ごと渡したり、香典袋だけを裸で手渡ししたりはしません。
📋 渡し方の手順:
- 自分の順番が来る前に、袱紗から香典袋を取り出しておく
- 袱紗を畳み、その上に香典袋を乗せる
- 表書きが相手から読める向きに回す
- 「この度はご愁傷さまでございます」と一言添える
- 両手で差し出す
受付に切手盆(黒いお盆)が用意されている場合は、盆の上に香典袋を乗せて差し出します。このときは袱紗を台にする必要はありません。
袱紗を台のように使うのは、金銭を直接やり取りせず、相手に対して丁寧に扱うという意思表示です。バッグから香典袋だけを出して渡す形は避けてください。なお、自分が受付を任される立場になったときの作法は、葬儀の受付は誰がやる?依頼する相手の選び方と挨拶マナーで解説しています。
表書きは相手から読める向きに(反時計回りに回す)
香典袋の表書きは、受付の方から見て正しく読める向きにします。自分から見ると上下が逆さまになる状態です。
回し方にも決まりがあります。弔事では反時計回りに180度回します。慶事は時計回りです。仏壇のはせがわ、ベルコ、東京ソワールがいずれも同じ向きを示しています。
✅ 向きの確認ポイント:
- 「御霊前」「御香典」などの表書きが、相手の正面から読める
- 自分の手元では文字が逆さまに見える
- 袱紗ごと回すので、乗せた香典袋がずれないよう静かに動かす
自宅で仏前に供える場合はこれと逆で、自分側から表書きが読める向きに置きます。
添える言葉と避けるべき忌み言葉
受付で添える言葉は短くて構いません。「この度はご愁傷さまでございます」「御霊前にお供えください」が定型です。長く話し込む場ではないため、一言で十分です。
⚠️ 避けたい言葉:
- 死や別れを連想させる直接的な表現(「亡くなる」「散る」「去る」など)
- 不幸が重なることを連想させる重ね言葉(「重ね重ね」「いろいろ」「またまた」など)
一周忌以降の法要では、「ご愁傷さま」のような直接的なお悔やみは使わず、「早いもので一年ですね」といった言葉に替えて「御仏前にお供えください」と添えるのが適切とされています。
受付を済ませたあとの参列の流れについては、焼香のやり方完全ガイド|親族・遺族のマナーと宗派別の回数・順番をあわせて確認してください。
葬儀用の袱紗の選び方|色・柄・形

弔事に使える色|紫・紺・深緑・グレー(薄紫は慶事用)
袱紗選びで最初に見るのは色です。弔事では寒色系または無彩色を使います。
🎨 弔事に使える色:紫(濃い紫)、紺、深緑、藍、うぐいす、灰青、グレー、黒
このうち慶弔どちらにも使えるのは濃い紫だけです。紺やグレーは弔事では問題ありませんが、慶事には使えません。黒は弔事専用です。「紫が唯一の慶弔両用色」というのは「両方に使えるのが紫だけ」という意味であって、「弔事で使えるのが紫だけ」という意味ではありません。
⚠️ 注意したいのが薄紫・藤色です。同じ紫でも明るい紫は慶事用とされ、弔事には使えません。小さなお葬式も「薄紫色は慶事のみに使用でき、弔事向きではありません」としています。通販で「慶弔両用」と表記されていても、写真の色が明らかに薄い場合は、葬儀用として濃い色のものを別に用意したほうが確実です。
❌ 弔事で避ける色:赤・朱色・ピンク・オレンジなどの暖色、金・銀、明るいパステルカラー
一つだけ持つなら、濃い紫の無地が最も汎用性の高い選択になります。
柄は無地が基本
弔事の袱紗は無地が基本です。宗派や地域の慣習を選ばず、慶弔両用としても使えます。価格も抑えられ、年齢や性別も問いません。
柄入りを選ぶ場合は、慶事用か弔事用かの表記を必ず確認してください。鶴・亀・松竹梅・華やかな花柄は慶事用です。弔事向けの柄としては、蓮の花や、鮫小紋のような控えめな地紋が使われます。
❌ 葬儀で避けるデザイン:派手な花柄や動物柄、キャラクターもの、ラメやビーズの装飾が多いもの、カジュアルなプリント柄
形の違いと選び分け|金封・爪付き・台付き・風呂敷

袱紗は形状によって使い勝手と価格が変わります。
| 種類 | 特徴 | 使いやすさ | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| 金封袱紗 | 挟むだけ。標準サイズは約12×20cm | 110円〜5,500円 | |
| 爪付き袱紗 | 爪で留められ、移動中もずれない | 1,900円〜4,100円 | |
| 台付き袱紗 | 台に乗せて包む。受け渡しが安定する | 1,900円〜6,400円 | |
| 風呂敷タイプ | 正方形の一枚布。34〜45cm四方 | 900円〜3,600円 |
🎯 選び方の目安:
- 初めて買う・使いやすさ重視なら金封袱紗
- 香典が3万円以上、格式を重んじる場なら台付き袱紗か爪付き袱紗
- 慶事と弔事を1つで済ませたいならリバーシブルの金封袱紗
流通している袱紗は金封タイプが中心で、比較サイトの人気上位もほとんどが金封袱紗です。ただし形状別の使用率を調べた統計は公開されていません。一般的な葬儀であれば、金封袱紗で礼儀を欠くことはありません。
近年は慶事と弔事を裏表で使い分けるリバーシブルタイプが増えています。洋服の青山の袱紗(リバーシブル・慶弔両用)は4,290円で、パープル面が慶事、ブラック面が弔事です。ほかに松栄興業の1,000円(税抜)、山田繊維(むす美)の1,800円(税抜)などがあります。
袱紗の購入場所と価格相場

今日中に必要なとき|100円ショップ・スーパー・ホームセンター
通夜が今日・明日という状況なら、その日のうちに買える実店舗を優先します。広島自宅葬儀社が実際に店舗を回って調べた結果をもとに、業態別の品数と価格帯をまとめます。
| 業態(例) | 品数の目安 | 価格帯 |
|---|---|---|
| 100円ショップ(ダイソー) | 1種類程度 | 110円 |
| 大型スーパー・SC(イオン、ゆめタウン) | 7〜8種類 | 1,500〜5,500円 |
| 仏具店 | 20種類以上 | 1,500〜8,000円 |
| 紳士服店(洋服の青山) | 1〜2種類 | 3,000〜4,500円 |
| ホームセンター(コーナン) | 2〜3種類 | 1,500〜2,000円 |
| 衣料量販・ディスカウント(しまむら、ドン・キホーテ) | 1〜2種類 | 1,000〜1,400円 |
100円ショップの袱紗で、公式ネットストアに掲載があるのは次の2つです。
- ダイソー「ふくさ(慶弔用)」:110円(税込)/紺・紫/13.2×20.6cm
- キャンドゥ「慶弔両用袱紗 紫」:220円(税込)/約21×13cm
いずれも慶弔両用の金封タイプで、売り場は香典袋・ご祝儀袋と同じ文具コーナーです。弔事専用の黒は、両チェーンの公式情報では確認できませんでした。セリア・ワッツについては公式サイトに商品情報がなく、店舗によって取り扱いが分かれます。
100円ショップの袱紗を使ってもマナー違反にはなりません。ただし生地は薄く、繰り返し使う前提の作りではないため、緊急用と割り切る使い方になります。
急な参列でそろえるものは袱紗だけではありません。数珠は自分で買ってはいけない?葬式に数珠がない場合の対処法、喪服レンタル当日・即日対応ガイドもあわせて確認しておくと、買い回りの手間を減らせます。
コンビニでは袱紗は買えない
コンビニに袱紗はほぼ置いていません。セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンいずれも、扱っているのは香典袋(不祝儀袋)までです。小さなお葬式も「袱紗(ふくさ)は、あまりコンビニでは扱っていません」としています。
深夜や早朝で開いている店がコンビニしかない場合は、香典袋だけを買い、袱紗は無地のハンカチで代用する判断になります。
ネット通販で選ぶときのチェックポイント
時間に余裕があるなら、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングが品揃えで有利です。1,000円台のちりめん製から6,000円台の正絹まで、実店舗より選択肢が広がります。
🛒 購入前に確認する項目:
- 「弔事用」または「慶弔両用」の表記があるか
- 色が濃い紫・紺・グレー・黒か(薄紫は慶事用)
- 金封袱紗のサイズ(標準は約12×20cm。手持ちの香典袋が入るか)
- 素材(ちりめん、正絹、ポリエステルなど)
- リバーシブルの場合、どちらの面が弔事用か
⚠️ 通販の注意点は、写真と実物で色味が違うことがある点、到着まで数日かかる点、質感を手に取って確認できない点です。急ぎであれば実店舗を優先してください。
なお袱紗の価格は出品者や時期で変動が大きく、同じ商品でも1,400円台から2,200円台まで開きがあります。掲載価格は購入前に必ず確認してください。
仏具店・百貨店・紳士服店で買う場合
品質や作法にこだわるなら、仏具店が最も選択肢の多い購入先です。品揃えは20種類以上、価格帯は1,500〜8,000円で、実物を手に取って色や質感を確認できます。宗派や地域の慣習に合わせた相談ができるのも実店舗の利点です。
正絹(しょうけん)製は3,000〜6,600円が中心です。台付きや西陣織の袱紗は、長く使える品として選ばれています。
百貨店ではフォーマル用品・紳士服・ギフトの売り場に置かれていることが多く、紳士服店(洋服の青山、AOKI)でも弔事用・慶弔両用の袱紗を扱っています。
袱紗がない場合の代用と対処法

ハンカチでの代用|色・柄・大きさの目安
袱紗が用意できないときは、無地のハンカチで代用できます。イオンのお葬式も「清潔なハンカチで代用する方が丁寧です」としています。ただしこれはあくまで緊急時の対応であり、正式な形ではありません。
✅ 代用に適したハンカチ:
- 色は白または黒(紺・グレーなどの寒色系も可)
- 無地。ワンポイント程度なら問題ないが、大きな柄は避ける
- 香典袋が余裕で包める大きさ(風呂敷タイプの袱紗が34〜45cm四方なので、これに近い大判のもの)
- 清潔で、アイロンがかかっていること
❌ 代用に向かないもの:赤・ピンク・オレンジなど派手な色、光沢のある華やかな素材、キャラクター柄、タオル地、シワや汚れが目立つもの
参列時に手に持つハンカチそのものの色にもマナーがあります。詳しくは葬式のハンカチの色は白・黒が基本|レース・男女別マナーと選び方を参照してください。
ハンカチで包むときの手順
包み方は袱紗と同じで、弔事は左開きになるように折ります。
- ハンカチをひし形に広げ、香典袋を中央よりやや右に置く
- 右側を折る
- 下側を折り上げる
- 上側を折り下げる
- 左側を折って全体を覆う
ハンカチには爪や留め具がないため、折った部分が開きやすくなります。バッグに入れるときは、折り目が崩れないよう他の荷物と分けて入れてください。
袱紗なしで渡す場合のマナー
袱紗もハンカチも用意できない場合でも、香典を渡すこと自体に問題はありません。
📝 袱紗なしで渡すときのポイント:
- 香典袋が折れないよう、バッグの中で他の荷物と分けて持つ
- 受付では両手で持ち、表書きが相手から読める向きにする
- 受付に切手盆があれば、盆に乗せて差し出す
- 「袱紗を用意できず申し訳ございません」と一言添える
袱紗の有無よりも、香典袋が折れたり汚れたりしていないこと、丁寧に渡すことのほうが相手に伝わります。
葬儀以外で袱紗を使う場面|法要とお布施

通夜・四十九日・一周忌での袱紗
袱紗を使う場面は葬儀に限りません。香典を持参する場ではすべて必要と考えて差し支えありません。
- 通夜・告別式:香典を持参するので必要
- 四十九日法要:必要。袱紗から取り出し、先方から読める向きで手渡す
- 一周忌:必要。香典袋の汚れや水引の崩れを防ぐため、袱紗に包んで持参するのが正式なマナー
三回忌以降については簡略化されることもありますが、要否を明示した公的な基準はありません。判断に迷う場面では、袱紗を使っておくほうが問題になりません。
お布施を僧侶に渡すときの袱紗の使い方
僧侶へのお布施も袱紗に包んで持参します。渡し方は香典と少し異なります。
📋 お布施の渡し方:
- 切手盆(黒いお盆)があれば、盆に乗せて渡すのが基本
- 盆がない場合は、袱紗を開いてお布施の下側へ折り、袱紗で台を作る形にする
- 僧侶から見て正面の向きにして差し出す
⚠️ 袱紗を床や畳に直接置かないようにしてください。包み方は香典と同じで、袱紗の中央よりやや右にお布施を置き、右→下→上→左の順に折ります。
包む金額の目安については、お布施の相場はいくら?葬儀・法要の適正金額と費用を抑えるコツで解説しています。
まとめ:香典の袱紗マナーの要点

弔事の袱紗は左開きです。香典袋を袱紗の中央よりやや右に置き、右→下→上→左の順に折って、最後に左側をかぶせます。慶事はこれと左右が逆です。金封袱紗はふたが左・ポケットが右、爪付きは爪が左、台付きは寒色の面を上にして使います。
色は濃い紫・紺・深緑・グレー・黒が弔事用で、慶弔どちらにも使えるのは濃い紫だけです。薄紫は慶事用なので葬儀には使えません。柄は無地が基本です。
受付では袱紗から香典袋を取り出し、畳んだ袱紗の上に乗せ、反時計回りに回して相手から読める向きにして両手で差し出します。切手盆があれば盆に乗せます。
袱紗が間に合わないときは、無地で落ち着いた色のハンカチで代用できます。当日中に買うなら100円ショップ、大型スーパー、ホームセンターが現実的で、コンビニには置いていません。
葬儀の袱紗に関するよくある質問
- 弔事の袱紗は右開きと左開きのどちらですか?
-
左開きです。香典袋を袱紗の中央よりやや右に置き、右→下→上→左の順に折り、最後に左側をかぶせます。右開きは慶事の包み方なので、葬儀では使いません。
- 袱紗の向きを間違えたらどうなりますか?
-
受付に着く前に気づいて包み直せば問題ありません。向きを間違える心配をなくしたい場合は、ふたの位置だけで慶弔が決まる金封袱紗を選ぶと確実です。
- 紫色の袱紗は本当に慶弔両用ですか?
-
濃い紫であれば慶事・弔事の両方に使えます。ただし薄紫や藤色は慶事用とされ、葬儀には使えません。
- 袱紗がない場合はどうすればいいですか?
-
白・黒・紺・グレーなど落ち着いた色の無地の大判ハンカチで代用できます。包み方は袱紗と同じで、弔事は左開きです。
- コンビニで袱紗は買えますか?
-
買えません。コンビニで購入できるのは香典袋までです。当日必要な場合は100円ショップ、大型スーパー、ホームセンターを回ってください。
- 香典の金額によって袱紗を使い分ける必要はありますか?
-
1万〜3万円は金封袱紗、3万円以上は爪付き袱紗や台付き袱紗を使うのが目安とされています。金封袱紗を使ってマナー違反になることはありません。
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- お布施の相場はいくら?葬儀・法要の適正金額と費用を抑えるコツ
参考サイト・出典:

