前方後円墳のお墓「竹田式古墳墓」とは?価格・特徴・購入方法を解説

前方後円墳の墓所をリアルなイラスト調で描いた画像。堀の水、芝生の丘、鳥居、背景の木々や墓地が詳細に描かれている。

「樹木葬なら費用を抑えられるけど、どこか寂しい気がする」「かといって立派な一般墓は高すぎるし、子どもに管理の負担をかけたくない」——お墓選びで、こんなジレンマを抱えていませんか?

近年、新規に販売されるお墓の50%以上が樹木葬となりました。墓石を建てない選択が主流になりつつある一方で、「安く済ませた」という後ろめたさを感じる方も少なくありません。

そんな中、明治天皇の玄孫・竹田恒泰氏が2024年に創業した「株式会社前方後円墳」が注目を集めています。かつて天皇や豪族のみが眠ることを許された前方後円墳を現代に蘇らせ、一般向けに手頃な価格で提供するという新しい供養の形です。

この記事では、竹田式古墳墓の価格・特徴・購入方法から、樹木葬・一般墓との比較、全国の展開エリアまで詳しく解説します。

読み終える頃には、古墳墓が自分に合っているかどうか判断でき、具体的な申込みステップまで把握できるでしょう。

結論から言えば、古墳墓は1人用63万円〜と樹木葬と同等の費用で、継承者不要・宗教不問の永代供養。「格式の高さ」と「手頃な価格」を両立した、第三の選択肢です。

目次

前方後円墳とは?歴史的背景と形の意味

古墳時代の天皇陵として築かれた前方後円墳

前方後円墳とは、円形の墳丘(後円部)に方形の突出部(前方部)が接続した、日本独自の古墳形式です。上空から見ると「鍵穴」のような形をしており、3世紀後期から7世紀初頭にかけて日本列島各地で築造されました。

前方後円墳の特徴:

  • 📍 分布:東北から九州まで全国に4,000〜5,000基が現存
  • 👑 被葬者:天皇・大王・各地の有力豪族
  • 🏛️ 代表例:大仙陵古墳(仁徳天皇陵)は墳丘全長525m、世界最大級の墳墓

前方後円墳は古墳の中でも最も格式の高い形式とされ、その規模は被葬者の権力を示すものでした。

なぜ鍵穴のような形なのか?形状の意味と諸説

前方後円墳が独特の形をしている理由には複数の説があります。

内容
祭壇説(有力)後円部が埋葬場所、前方部は死者を祀る祭壇として発達
墓道説前方部はもともと後円部へ至る通路だった
天円地方説古代中国の思想で「天は円、地は方」を表現
宮車説江戸時代の国学者・蒲生君平が提唱した車の形を模した説

現在の研究では、後円部に被葬者を埋葬し、前方部で祭祀を行ったという説が有力です。前方部は「神の通り道」として死者と神々を結ぶ役割を担っていたと考えられています。


株式会社前方後円墳とは?竹田恒泰氏が創業した古墳墓サービス

会社概要と設立の経緯

株式会社前方後円墳は、2024年4月に設立された古墳墓の開発・販売会社です。

項目内容
会社名株式会社前方後円墳
設立2024年4月1日
代表取締役竹田恒泰
所在地東京都港区芝五丁目13番16号
資本金1,000万円
公式サイト株式会社前方後円墳

同社は「古墳文化を忠実に再現した古墳墓を、一般の方々に手頃な価格で提供する」ことを使命としています。

竹田恒泰氏のプロフィールと旧皇族としての背景

代表の竹田恒泰氏は、明治天皇の玄孫(やしゃご)にあたる人物です。父方は旧皇族の竹田宮家で、その墓は東京都の豊島岡墓地にある上円下方墳という神式の墳墓でした。

竹田氏自身も幼少期から仏式と神式の両方のお墓参りを経験しており、父が三男で本家の墓に入れないことから、新たに墳墓を造ろうと模索。その過程で周囲から「自分も古墳に入りたい」という声が多く寄せられ、事業化を決意したといいます。

「古墳の窓口」サービスの特徴

古墳墓の購入は、公式販売サイト**「古墳の窓口」**から行えます。

🔗 古墳の窓口(公式販売サイト)

「古墳の窓口」の特徴:

  • 🛒 オンライン購入:日本初のお墓のクレジットカード決済に対応
  • 📍 地域登録機能:希望エリアを登録すると、新規古墳完成時に連絡が届く
  • 📹 動画コンテンツ:古墳墓の詳細やドローン映像を公開

竹田式前方後円墳の価格・費用相場

永代祭祀墓(1人用・2人用)の料金

竹田式古墳墓の価格は、一般的な樹木葬と同等の水準に設定されています。

プラン価格(税込)内容
永代祭祀墓(1人用)63万6,500円〜後円部に個別埋葬、専用区画
永代祭祀墓(2人用)81万9,500円〜夫婦・親子などで利用可能
永代祭祀墓(4人用)要問合せ家族での利用向け

永代祭祀墓では、後円部の中央に納められた三種の神器を囲むように、放射状に玄室が配置されています。

合祀墓の料金

費用を抑えたい方向けに、合祀墓プランも用意されています。

プラン価格(税込)
合祀墓18万3,000円

合祀墓は複数の遺骨をまとめて埋葬する形式で、個別区画よりも費用を抑えられます。

追加費用・管理費について

竹田式古墳墓の大きな特徴は、購入後の追加費用が原則不要な点です。

💰 費用に含まれるもの:

  • 永代使用料
  • 永代祭祀料(年2回の御霊祭)
  • 永代管理料
  • 専用収骨容器(真鍮製)
  • 故人情報の彫刻

⚠️ 注意点:

  • 永代祭祀の基本期間は20年
  • 10年ごとに10万6,000円で延長可能
  • 延長しない場合は合祀墓へ移行

古墳墓と他の供養方法を比較|樹木葬・一般墓・納骨堂との違い

費用比較表(古墳墓・樹木葬・一般墓・納骨堂)

お墓選びで重要な費用面を比較します。

供養方法費用相場年間管理費
古墳墓(竹田式)18万〜82万円原則不要
樹木葬5万〜150万円0〜2万円
一般墓100万〜300万円5,000〜2万円
納骨堂10万〜150万円1万〜2万円

古墳墓は一般的な樹木葬と同等の価格帯でありながら、歴史的な大王墓と同じ形式のお墓に眠れる点が特徴です。

樹木葬の費用について詳しくは「樹木葬の費用相場は5万円〜150万円|料金差が生まれる理由とタイプ別の内訳を解説」をご覧ください。

継承・管理の手間を比較

供養方法継承者管理の手間
古墳墓不要霊園が永続管理
樹木葬不要〜必要タイプによる
一般墓必要定期的な清掃・修繕
納骨堂不要〜必要施設による

古墳墓は継承者不要の永代供養墓です。子どもに負担をかけたくない方、おひとり様で将来のお墓に不安がある方に適しています。

おひとり様の終活については「おひとり様の身じまいとは?準備すべきことと費用相場を徹底解説」で詳しく解説しています。


古墳墓の特徴と一般的な樹木葬との違い

三種の神器を副葬する本格的な古墳文化の再現

竹田式古墳墓の最大の特徴は、古墳文化を忠実に再現している点です。

🪞 副葬される三種の神器:

  • 御鏡:大和地域出土の最大径の大和鏡を復元
  • 御剣:両刃の剣を大和地域の出土品から復元
  • 御勾玉:大和地域から出土した最大のものを復元

これらの神器は後円部の中央に納められ、古墳全体に御霊が宿るという考え方に基づいています。制作には奈良で古墳を発掘する考古学者が顧問として参加し、3〜4世紀当時の形状を忠実に再現しています。

宗教不問・継承者不要の永代供養

古墳墓は宗教・宗派を問わず利用できます。

✅ 古墳墓の特徴:

  • 仏式・神式どちらの納骨式にも対応
  • 檀家になる必要なし
  • 継承者不要で永代供養
  • 寺院による合同法要も実施

一般的な樹木葬が「費用を抑える」目的で選ばれることが多いのに対し、古墳墓は格式の高さと手頃な価格を両立している点が差別化ポイントです。

春分・秋分の祭祀と合同法要

古墳墓では、年2回の定期的な祭祀が行われます。

🎌 御霊祭(みたまさい):

  • 時期:春分の日・秋分の日
  • 内容:神主による祭祀で、埋葬者の名前を読み上げ
  • 費用:永代祭祀料に含まれる

また、寺院による合同法要も予定されており、神式・仏式どちらの信仰を持つ方でも安心して利用できます。


前方後円墳墓のメリット・デメリット

メリット:永代供養・宗教不問・格式の高さ

🌟 古墳墓を選ぶメリット:

  • 格式の高さ:天皇陵と同じ前方後円墳に眠れる
  • 永代供養:継承者不要で将来の心配がない
  • 追加費用なし:管理費・祭祀料込みの明朗会計
  • 宗教不問:仏教・神道・無宗教、どなたでもOK
  • 特別な体験:埴輪や勾玉の製作体験も可能

「安く済ませた」という後ろめたさを感じさせない、立派で格式あるお墓に眠れる点が最大の魅力です。

デメリット・注意点:立地の制限・合祀への移行条件

⚠️ 検討前に確認すべき点:

  • 立地の制限:現在は全国6エリアのみ(順次拡大予定)
  • 期間の制限:永代祭祀は20年が基本、延長には追加費用
  • 合祀への移行:延長しない場合は合祀墓へ移される
  • 新しいサービス:2024年開始のため実績・口コミが少ない

特に、延長しない場合は合祀墓へ移行される点は事前に理解しておく必要があります。

古墳墓が向いている人・向いていない人

向いている人向いていない人
日本の歴史・古墳文化に興味がある都心部でアクセスの良い場所を希望
継承者がいない・子どもに負担をかけたくない代々受け継ぐ家族墓を建てたい
格式あるお墓に眠りたい費用を最小限に抑えたい
神式・仏式どちらでも良い特定の宗派のお寺で供養してほしい

前方後円墳墓の展開エリアと霊園情報

千葉県野田市「野田ほたるローズガーデン」

野田ほたるローズガーデン前方後円墳墓は、株式会社前方後円墳が最初に販売を開始した霊園です。

項目内容
所在地千葉県野田市船形620
墳丘の長さ約15〜20m
区画数1人用510区画、2人用1,680区画
特徴水濠あり、段築構造

2024年8月に販売を開始し、竣工祭・納骨祭も既に実施されています。

香川県高松市「高松ほたるローズガーデン」

高松ほたるローズガーデン前方後円墳墓は、四国エリア初の古墳墓です。

項目内容
所在地香川県高松市
販売開始2024年8月

購入者の声も公式サイトで公開されています。

大阪府大東市「大阪メモリアルパーク」

大阪メモリアルパークは、世界的建築家・安藤忠雄氏が設計・監修した霊園内に建設された古墳墓です。

項目内容
所在地大阪府大東市龍間271-8
竣工2025年4月(予定)
墳丘の長さ20m
区画数1人用500区画、2人用1,500区画
特徴水濠あり、安藤忠雄氏設計の霊園内

四季折々の花々が咲き誇る庭園墓地として、多くの注目を集めています。

その他の展開エリア(愛媛・広島・福岡)

現在、以下のエリアでも古墳墓の建設が進められています。

📍 展開エリア一覧:

  • 愛媛県松山市
  • 広島県広島市
  • 福岡県糸島市

今後も全国各地への展開が予定されており、2025年中に10カ所以上の築造計画があるとされています。希望エリアを「古墳の窓口」で登録しておくと、新規古墳完成時に連絡を受け取れます。


古墳墓を購入した方の声・体験談

公式サイトでは、実際に古墳墓を購入した方の声が動画で公開されています。

💬 購入者の声(一部抜粋):

  • 「日本の歴史に興味があり、前方後円墳に眠れることに魅力を感じた」
  • 「子どもに墓の管理で負担をかけたくなかった」
  • 「樹木葬を検討していたが、より格式のある古墳墓を選んだ」

詳しくは古墳の窓口の公式YouTubeで視聴できます。


古墳墓の購入方法と申込みの流れ

「古墳の窓口」での登録・購入手順

古墳墓の購入は、以下の流れで進みます。

📝 購入までの流れ:

  1. 「古墳の窓口」で会員登録:希望エリアを登録
  2. 説明会・見学会への参加:現地で古墳墓を確認
  3. 区画の選択・申込み:サイト上で希望区画を選択
  4. 契約・支払い:銀行振込またはクレジットカード
  5. 納骨:仏式・神式いずれかで実施

オンラインでの購入も可能で、日本初のお墓のクレジットカード決済に対応しています。

支払い方法と契約の注意点

💳 支払い方法:

  • 銀行振込
  • クレジットカード決済

📋 契約時の必要書類:

  • 名義人の住民票(発行から3か月以内、本籍地・世帯全員の氏名記載)

契約後のキャンセルや区画変更については、事前に確認することをおすすめします。


前方後円墳墓に関するよくある質問

古墳墓は宗教を問わず利用できますか?

はい、宗教・宗派を問わずどなたでも利用できます。檀家になる必要もありません。

後継者がいなくても購入できますか?

はい、古墳墓は継承者不要の永代供養墓です。霊園が責任をもって永続的に管理・祭祀を行います。

納骨後に延長や合祀への移行は可能ですか?

永代祭祀の基本期間は20年で、10年ごとに10万6,000円で延長できます。延長しない場合は合祀墓へ移行されます。

見学や説明会には参加できますか?

はい、定期的に古墳説明会が開催されています。「古墳の窓口」から申込み可能です。

家族墓や個人墓として前方後円墳を造ることはできますか?

はい、集合墓だけでなく、前方後円墳の形をした家族墓・個人墓を造ることも可能です。大きさやデザインはニーズに合わせて提案してもらえます。

副葬品(埴輪・勾玉)を家族で製作する体験はありますか?

はい、副葬品として埴輪や勾玉を家族で製作する体験が用意されています。心に残る貴重な時間として好評です。

仏式・神式どちらの納骨式にも対応していますか?

はい、仏式・神式どちらの納骨式にも対応しています。ご希望に応じて選択できます。

永代祭祀の期間と延長の仕組みは?

基本期間は20年です。その後は10年ごとに10万6,000円で延長可能。延長しない場合は合祀墓へ移行されます。

まとめ

竹田式古墳墓は、かつて天皇や豪族のみが眠ることを許された前方後円墳を現代に蘇らせた、新しい供養の形です。

費用は1人用63万6,500円〜と一般的な樹木葬と同等でありながら、三種の神器を副葬した本格的な古墳に眠れる格式の高さが特徴です。継承者不要・宗教不問・追加費用なしの永代供養で、子どもに負担をかけたくない方やおひとり様にも適しています。

現在、千葉・香川・大阪など全国6エリアで展開中。希望エリアを「古墳の窓口」で登録しておくと、新規古墳完成時に連絡を受け取れます。


【参考情報】

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